1973-11-15 第71回国会 参議院 社会労働委員会 閉会後第1号
○国務大臣(加藤常太郎君) 矢山さんからの御質問でありますが、労使の正常化はもう当然で、あの線で大いに責任を持ってやらなくちゃならぬと。ところがなかなかそのとおりに完全にいくかいかぬかはこれはわかりませんよ。
○国務大臣(加藤常太郎君) 矢山さんからの御質問でありますが、労使の正常化はもう当然で、あの線で大いに責任を持ってやらなくちゃならぬと。ところがなかなかそのとおりに完全にいくかいかぬかはこれはわかりませんよ。
○国務大臣(加藤常太郎君) それは取り方によって違いますけれども、あのときの模様は各委員とも十分御承知のとおりで、審議するのには三・二二の協定もやらぬようなことでは審議もできないと、それは当然だというので……
○国務大臣(加藤常太郎君) これはもう外国の銀行、その他商社でも同様で、治外法権でもなく、日本の法規を尊重することは当然であります。何ら規定の外ではありません。
○国務大臣(加藤常太郎君) あとでまた御質問があると思いますけれども、サンプラザの運営方針というのはパンフレットにあるように、今後勤労青少年の、明るい有意義な生活が送れるような一つのサンプルとして、福祉対策の一環としてサンプラザを設立したわけでございますが、いろいろサンプラザの内容は、ホール、ホテル、婚礼、各種の会合などもやれるようになっておりますが、まだそれに対して御不満の点がたぶんあると思います
○国務大臣(加藤常太郎君) 婦人勤労者の問題は日本の雇用対策の根幹のようなものでありまして、憲法なり基準法で定められておりました方針というか、社会全般の関係から見てももう少し、石本先生も議会でもいろいろ私に対して話がありまして、労働省としてはほかの勤労対策よりはこれに重点を置かなければならぬと、また日本の雇用関係から見まして、完全雇用という観点からいっても相当これは、まあ労働省の方針であれば絶対ですが
○国務大臣(加藤常太郎君) いま石本先生から話があったのは、これはもうほんとうに重要なことでありまして、男子と違って女性の立場は子供さんの関係、家庭の関係がありまするし、労働省の方針としてぜひとも御趣旨に沿うようなことを尊重いたしまして、育児の問題とか、保育所の問題になりますと、厚生省とかほかの省とも関係ありますが、いま御指摘の点は、拳拳服膺ということばは古いことばでありますが、よく労働省の基本方針
○国務大臣(加藤常太郎君) これは衆議院でもこの問題だいぶ私、四苦八苦したのでございますが、役所の連中にも、もう二百円というちっぽけなことを言うな、こう言って私はだいぶ皆さんの御意見と同じようなことをやりましたのでありますが、調査会の意見も出ておるし、法案も出たし、私、ざっくばらんのほうでありますが、いろいろのいまの点等を含めて、全然ということもあれだから、まあ、調査会でもこの程度はいたしかたない、
○国務大臣(加藤常太郎君) ただいまいろいろ審議いただきました結果、御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、関係各省とも協議の上、善処してまいる所存であります。
○国務大臣(加藤常太郎君) 宮田君にお答えいたします。中小企業の週休二日制の問題について、実情に即したきめこまかい貴重な御意見、ほんとうに感謝いたします。週休二日制の普及、促進については、中小企業においても大企業においても、経済社会基本計画において、「計画期間中には大企業の大部分が完全週休二日制に到達し、中小零細企業においてもかなりの程度週休二日制が一般化することに努める。」
○国務大臣(加藤常太郎君) 中小企業の労働条件は、大企業の労働条件に比べまして、いま相当の差があることはお説のとおりであります。中小企業の労働条件の向上は、労働者の福祉の点からも、中小企業の人材確保の点からも、また中小企業の今後の近代化の点からも必要なことでありまして、労働省としては、従来から十分努力している考えであります。
○国務大臣(加藤常太郎君) 村田議員にお答えいたします。 私に対する御質問は三件あったと思いますが、まず最初に、雇用の確保についてお答えいたします。 林業の労働につきましては、作業の季節性、事業の単位の零細性等のため、雇用が不安定であり、また、一般的に労務管理の近代化がおくれているなどの問題があります。
○国務大臣(加藤常太郎君) ILOでも各国の条約及び勧告の趣旨は二つありますが、常用的雇用と収入の保障と、こういう点からいきますと、登録であろうが、日雇いであろうが、やはり港湾の波動性があっても常用に近い程度に改善することが、これは当然の方向であります。
○国務大臣(加藤常太郎君) まあ、批准の問題は前向きに検討いたしますし、今回の改正案もその趣旨に沿って、国内法の整備にも関連がありますので、今回の改正案もその趣旨に沿った意味で改正案を出しておりますので、今後前向きに、先ほど言ったように、できるだけ早い機会に国内法のあらゆる問題を整備いたしまして批准に持っていきたいと、こういう方針であります。
○国務大臣(加藤常太郎君) 田中議員のお説、やっぱり労働省におられたもんでありますから、なかなか痛いところをついておりまして、御趣旨をよく尊重いたしまして、ただ、まあかっこうだけ整えるというよりは、十分、いろいろな点を御意見を体して、真の国内法の整備をいたすことを、前向きで検討するということをお答えいたします。
○国務大臣(加藤常太郎君) 先ほどからの御審議の中で、私から再三この問題については責任を持って対処すると申し上げましたところ、いろいろな関係から高嶋会長代行の確約書、こういうものが出たことはこれは私も賛成であります。
○国務大臣(加藤常太郎君) 解決しつつあるというところでございます。完全に解決はいたしておりませんが、解決の前提として高嶋会長代行も確約いたしましたので、あとはこれに対する実行、そして三・二二の問題を再確認する段階の過程中であります。
○国務大臣(加藤常太郎君) 四十年に港湾労働法が施行されたのでありますが……。
○国務大臣(加藤常太郎君) まあ、いまごらんのように、事務当局ともよく相談いたしまして、確認書の問題がすかっと――須原議員からも、この問題がはっきりすれば協約問題で当然この問題が解決するのに有益だと。
○国務大臣(加藤常太郎君) まあ、あまり抗弁するのは私好まぬのでありますけれども、いまの須原議員が、だれが仲人だとか、そんなことは、これはもうやめた人のことで、地方でよくその話があるんでありますが、これはもう地方のうわさであって、労働行政並びに運輸行政でも、さようなことは考えておりません。これだけはもうはっきりと私は答弁できます。
○国務大臣(加藤常太郎君) ただいま御決議がありましたことにつきましては、決議の御趣旨を十分尊重いたしまして、関係省庁間で緊密な連携をとりつつ、その実現に努力いたしてまいる所存であります。 ―――――――――――――
○国務大臣(加藤常太郎君) 御指摘のとおり、私も大臣に就任いたしまして、もう御意見どおり痛感で、本年度の予算の場合にも、せめて五百人ぐらい基準監督官を増員してもらいたいと相当折衝したんでありますが、なかなか大蔵省はいろいろな関係で、われわれの希望が達成できなかったんでありますが、労働災害の防止と職業病など健康障害の防止、予防、こういうような面を考えましても不足であるところへもってきて、先ほどから御指摘
○国務大臣(加藤常太郎君) 気持ちはその方向でいきますが、なかなか、そうここで申し上げたいんでありますけれども、もう気持ちはそのとおりであります。できるだけ御趣旨に沿うように、これはもう先ほど言ったように、ほんとうに、ただ答弁で、ここの場で済んだらいいというような気持ちじゃありません。
○国務大臣(加藤常太郎君) お説のとおり、わが国は、ILOの重要メンバーであり、また、常任理事国でもありますので、いまお話しのように、労働者の労働条件の改善、社会性と世界の平和を確立すると、こういうような憲章並びにいわゆるフィラデルフィアの宣言等を大いに尊重いたしまして、積極的に協力してまいる政府の所存であります。
○国務大臣(加藤常太郎君) この問題は、総理府の所管でありますので、私から御答弁するのはどうかと思うんで、政府委員からひとつ。
○国務大臣(加藤常太郎君) 小柳議員にお答えいたします。
○国務大臣(加藤常太郎君) 御趣旨に沿うようにやります、これは。期待して実現、必ず——期待してというと、ひょっとしてできないとき、たいへんなことになりますから、本腰で御趣旨のような、これは内容のかけ引きについてはおまかせ願って、御趣旨に沿うような線でひとつぶち当たります。
○国務大臣(加藤常太郎君) 委員長……
○国務大臣(加藤常太郎君) 御指摘のように、最近のタクシーの走行のやり方は企業者並びに労働者の、運転手の立場からということで、国民を主体とした利便を考える点が相当欠けておるというような点が見られることはもう御指摘のとおりであります。
○国務大臣(加藤常太郎君) 今回の帯谷事件は、まあ同盟の組合と帯谷の企業組合というようないきさつがあると聞いておりますが、労働省はそういうような関係を抜きにいたしまして、やはり女子労働者に対しましては深夜業は禁止いたしております。しかし例外がありまして交代制によって十時三十分まで労働させることができると、こういう例外論もあります。
○国務大臣(加藤常太郎君) いま政府委員から答弁いたしましたとおり、最初週休二日制の問題が出ましたときには時間のほうには触れなかったんでありますが、週休二日制をやって時間に触れないというのはこれは何のことだ、こういうことになりますので、当然、結局六日が五日になった、余った時間がこっちへ加算されてきたのではこれは何ら意味はありません。かえって過重になりますので、当然これは時間短縮につながる。
○国務大臣(加藤常太郎君) 労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 近年、わが国における交通事情等の変化に伴い、労働者が通勤の途上においてこうむる災害もまた多くなってきております。こうした情勢を背景に、通勤災害についても、より手厚い保護を行なうべきであるとの声が関係者の間で強くなってまいりました。
○国務大臣(加藤常太郎君) これは、まあ就任後、日が浅いのでありまして、従来からいろいろな経緯がありますから、事務当局から従来の経緯を御報告して、あとからまた私も補足いたしまして御答弁いたします。
○国務大臣(加藤常太郎君) 初めて見たので、ぴっときませんから、とりあえず政府委員から……。
○国務大臣(加藤常太郎君) 総理からもう十分話しましたので、重複いたしますので省略いたします。 経済問題に対しましては、もう政府は経済の成長に見合っていろいろこれは考えております。また、今回のいろいろな公共企業体の経済問題についても、先ほど総理から申し上げましたとおり、最大限の努力をいたしておるのであります。そして公労委にこれが移っております。どうかしばらくのごしんぼうを願いたいと思います。
○国務大臣(加藤常太郎君) お答えいたします。 完全な社会保障体制の確立の前提は、量的な面だけでなく質的な面を含めて、完全雇用を実現することがお説のとおりであり、政府といたしましてもさように考えております。これが重要であると思っております。
○国務大臣(加藤常太郎君) 中沢議員にお答えいたします。 御意見のとおり、現在、定年と年金受給開始年齢との間に開きがありますので、当面、政府としては、六十歳定年が一般化するよう定年延長の促進をはかってまいる所存であります。
○国務大臣(加藤常太郎君) 竹内議員から私に対する質問は二件あったと思いますが、まず、林業の労働力の確保の問題についてお答えいたします。 林業労働者につきましては、御承知のように、当該産業の特殊性にかんがみまして、どうも労働災害の発生率が高いことは御承知のとおりであります。また、一般的に労務管理の近化代がおくれている現状であります。
○国務大臣(加藤常太郎君) 白ろう病の問題については先ほどお答えしたとおりでありますが、重ねてお答えをいたしたいと思います。 民有林労働者の業務上の白ろう病の認定は、専門医の意見を聞いて行なっております。業務上の白ろう病につきましては、御承知のように、必要な療養と休業補償の支給と所要の労災補償が行なわれることとなっております。
○国務大臣(加藤常太郎君) この問題は、過去に重大災害もありましたし、労働省のほうもいろいろこういうような点は安全衛生法その他で対策を講じておりますが、やはり会社の、企業のほうの問題でありますので、私のほうから通産省へ、こういうようなことに対しては万全の策を講じてくれと、安全を。
○国務大臣(加藤常太郎君) いま通産省から御答弁ありましたけれども、まあ労働省のほうは基準法で監督をする指示権がありますから、これをもう少し活用して、今後、全国にいま御指摘のような点を感じましたから、なお一そう労働基準法を活用して点検をするように特に指示いたしたいと思います。
○国務大臣(加藤常太郎君) 一回はありますけれども、私もまだ就任して——一ぺん、この春闘が済みましたら、さっそくこれおそまきながら、最近の事情もわかりませんし、現在盛んにやっておる鉱山と、それからさびれた鉱山、それからもう閉山したところ、三個所ぐらいを私はぜひ回りたいと、こう思っておるわけです。
○国務大臣(加藤常太郎君) ただいま議題となりました炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。